坐骨神経痛や脚の痛みはなぜ起こるの?

坐骨神経と言うのは、下肢の屈曲運動を支配する神経で、腰椎から出てお尻から足先まで行っている、太くて長い末梢神経です。この坐骨神経が炎症を起こしたのが坐骨神経痛です。脚の後ろ側を中心に痛みがあり、かかとや足、足の指にまで痛みがある場合があります。

 

坐骨神経痛の主な原因

○脊柱のズレ

○椎間板ヘルニア

○動脈硬化

○脊椎すべり症

○脊柱の関節炎

○便秘

○糖尿病

○不妊症

○ビタミン不足

○事故や怪我による脊柱の損傷

など

 

坐骨神経痛にかかると夜の安眠が出来ず、歩く、身体を曲げる、座る、立つなどの簡単な作動が困難または不可能になります。また、痛み方や痛みの度合いもさまざまに変化します。しかも、重症の場合は、反射作用が失われたり、ふくらはぎが痩せたりします。

 

通常の治療としては、痛み止め、筋肉リラックス剤、牽引などの物理療法や電気を当てたり、温めたり冷やしたりする理学療法。または、神経根に直接注射すると言った薬物療法などがあげられますが、それでも痛みが止まらない場合には手術という事もあります。

 

中でもカイロプラクティックによる脊柱矯正により、高い確率で坐骨神経痛や脚痛が改善することが報告されています。椎間板の障害で腰痛と坐骨神経痛を持ち、通常の医療機関で(整形・薬)で回復しなかった3166人を対象にカイロプラクティック治療を施すと言う試みが行われました。2年後の結果では、50.4%の人達は痛みなどの再発が見られず、34.4%の人達は再発は有ったものの再度カイロプラクティックを受けて症状が改善し、残りの15.2%の人達だけが回復しませんでした。

 

このように、カイロプラクティックは、坐骨神経痛や脚痛に対してかなりの効果が期待できるようです。然るに坐骨神経痛や脚痛のある人はベストバランスカイロプラクティックを受ける事をお勧めしたいです。痛みを消去するためには、確実に健康な脊柱が必要となるわけですから。

 

(資料提供新潟カイロプラクティック業推進協同組合、アトラスカイロプラクティックセンター新潟支部)

ブログランキング・にほんブログ村へ