首のゆがみが肩こりに・・・

スマートフォン症候群

首の骨がネジれたり、ゆがんだりすると神経が圧迫を受けて神経障害を起こし、痛みが出る場合があります。これらを紛らわそうとして方を叩き過ぎたり揉み過ぎたりすると、その部分が鬱血を起こし、これが習慣になると常に鈍いコリを伴うようになります。実は、この状態が肩こりの一番大きな原因になってるのです。

また、ズレやゆがみでも首の骨は大変複雑なゆがみ方をします。前後左右それぞれの椎骨が違った方向にゆがんでしまう事も少なくありません。写真はストレートネックと言われる症状で左が正常な半径17センチの前湾を伴った頚椎です。右は前湾でも港湾でもない状態ストレートネックです。この状態だと人間の重い頭を衝撃から守るクッションの働きがなくなり肩こりのみならず他の厄介な障害を併発します。それはまた後にご説明いたします。この状態を過ぎひどくなると後湾してしまう方もいらっしゃいます。

肩こりで次に多い原因が、姿勢の悪さです。肩の関節は、どこの関節よりも運動範囲が広く筋肉にとって疲労や消耗が激しい部分です。特定の筋肉ばかり酷使したり、悪い姿勢を長時間続けていると肩は凝り始めてきます。心身をリラックスさせ常に正しい姿勢を心がける事が大切ですが、まず骨を矯正する事が根本治療の最短コースと考えてください。サブラクセイションのある状態(ゆがんでしまった状態)では正しい姿勢をとることそれだけでもストレスになるほど本人にとって辛い事となります。

こういった症状になるのは現代社会の習慣、スマートフォンやパソコンなどと言われています。こういう状態になると治療にも時間が必要です、辛い痛みを我慢せず早めの調整、そして定期的な調整をお勧めします。

 

Rückenglück ACA Düsseldorf 遠藤卓実

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