選択すること

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こんにちは、チカザワです。

デュッセルドルフに来る前、僕はファームステイをしていました。

チェコの小さなファームで2週間、オーストリアではラクダのライディングスクールで3週間ステイしました。

今までの人生で一番ガッツリ動物と触れ合った5週間。

5週間という期間は、短いようで長く、長いようで短く、新しく経験することもたくさんあり、かなり濃厚で貴重な時間でした。

世話の仕方、餌のやり方、動物にもそれぞれ性格があること、たくさんのことを学び、楽しいことだけではなく、キツイこともありました。

その中でも、経験を通して気づいた「選択すること」についてお話させていただきます。

 

誰もが毎日、いくつもの「選択」を行い生きています。

「今日は何を食べよう」みたいな小さな選択から、時には人生の岐路に立って大きな選択を迫られることもあるでしょう。

人生は選択の連続です。

「この夏は馬に乗りたい」という想いから、ファームステイをする選択をしたわけですが、

ファームステイ先では選択することがかなり制限されていました。

「郷に入っては郷に従え」という通り、お手伝いをするにしてもお邪魔させていただく訳ですから、その家のルールで生活をします。

もちろんそれがファームステイの醍醐味でもあります。

その家で食べるものを食べ、働く時に働き、休む時に休む。

他人の生活ペースに合わせて生きるのはなかなか大変なことも多いですが、新しい発見も多いことに気づきます。

食べ物の調理の仕方から物事の考え方まで、人それぞれ様々な選択があります。

様々な選択を目の当たりにして、実際にその他人の「選択」の中で少しだけ生きるわけです。

そしてその生活の中で自分の普段の生活を思い返してみると、自分の選択には偏りがあり、バイアスがかかっていることに気づきます。

誰もが同じだと思うのですが、日常生活をパターン化して、習慣を作ったり、お気に入りを作ったりして生きています。

「選択」することや、「変化」は本来人間にとってストレスになるので、当たり前のことです。

決して悪いことではなく、むしろより良い生活を送る為に必要なことです。

しかし、偏りが出来、バランスを失ってしまうと、身体にとっても精神にとってもよくありません。

 トレーニングにおいても同じことで、自分でトレーニングメニューを作っていると、色々考えて選んでるようでも、好みのトレーニングが偏ったりして、身体のバランスを失うことがあります。

同じトレーニングばかり続けていると、その負荷に身体が慣れてしまい、筋肉の成長が起こらなくなってしまいます。

筋肉を成長させる上で大切なのは負荷の掛け方をかえ、負荷に慣れないようにすることです。

自分の選択では、色々バリエーション豊かに選んでいるようでも、偏りが生まれている場合があります。

目標や目的、希望に沿ったバランスの良いトレーニングメニューをお考えでしたら、一度僕の選択に委ねてみてください。